フォグッテックシート5枚入り
フォグテックはアメリカ合衆国政府機関がNSN(備品番号)を付けて、調達・管理を行う新世代くもり止めです。
2003年、既に数多くの大手メーカーが様々な”くもり止め”液やスプレーを販売していましたが、この年にフォグテックは製品化されました。
元々、バイク乗りのためにヘルメット・シールドやゴーグル・レンズ(プラスチック系レンズ)の”くもり”対策として、特許技術によって生み出されましたが、他のスポーツや産業界においても目の保護具のための”くもり”止めとして使用されるようになりました。
そして現在、この新世代”くもり”止めフォグテックは、その安全性と効果が高く評価され、アメリカ合衆国の政府機関(法執行・軍など)でも使用されています。
従来の曇り止め剤は、レンズやシールドの表面に発生した小さな結露を拡散させて蒸発し易くしていましたが、多湿状態が続けば、結露の蒸発が追いつかず、次第に結露は増加し、光を屈折させ視界が歪む大きな結露となってしまいました。
フォグテックは曇りの初期段階においては、従来の曇り止めと同様にレンズやシールドの表面に発生した小さな結露を拡散させることで蒸発し易くします。
多湿状態が続き蒸発しない結露は、その特殊な効果で同一に広げ、薄い水膜にしてしまいます。
水膜は薄い水のフィルターのようなものですから、光の屈折を抑え、クリアな視界を維持します。
携帯性に優れたシートタイプ。使い切りシートが1枚ずつ入ったビニールパックが5枚入っています。
薄くて小さいので1?2枚を財布やカバンの中に入れておいても邪魔になりません。
必要な時に使えます。パッケージはアメリカ軍の要望に合わせて、民間バージョンとは異なるデジタル・カモフラージュ・パターンです。
これは一般の方には、あまり関係がありませんが、ミリタリーでも使用されるのでビニールパックは光の反射を抑えた表面加工が施されています。
また、握り潰したり、フォグテック・シートを取り出してもビニール特有の”パリパリ”という音が出難くなっています。